1.視野測定機
緑内障をはじめとする網膜視神経を障害する色々な疾患の診断や経過観察に使用したり、視覚障害者の障害の程度(級数)の判定に使います。 |
2.非接触型眼圧計
弱い空気を角膜に当て空気圧で眼球を一時的に変形させることで眼圧を測定する装置です。 直接器具が眼球に触れないため清潔に検査ができます。 |
3.無散瞳眼底カメラ
撮影時のフラッシュ光量が少ないため眩しさがほとんどありません。 特殊な例以外、薬で瞳を大きくしなくても撮影でき、撮影後の見にくさはありませんので自動車の運転にも差し支えありません。 眼底の細かい変化も記録でき病気の診断、治療に大きく役立ちます。 |
4.超音波装置
まぶたの皮膚の上から超音波を当てますが、痛みは全くありません。 網膜剥離など安全に眼球内部の診断が行えます。 |
5.手術用顕微鏡
実際の目を数倍に拡大して手術ができます。 白内障手術をはじめとして毛髪より細い糸を使って手術を進める事ができるのでより安全に手術ができます。 |
6.YAGレーザー装置
白内障手術後に起こる合併症である後発白内障の治療に使います。 後発白内障とは手術時にわざと残した水晶体の嚢(外側の袋)が混濁してくることで、術後数カ月で発症してくる例もあります。 約5分の治療で痛みもなく混濁は取れ、視力はすぐに回復します。 また緑内障の治療または予防手術として使います。 勿論入院の必要はなく、術後の生活制限はありません。 |
7.グリーンYAGレーザー装置
眼底疾患例えば糖尿病や眼底の細動脈硬化症による眼底出血、網膜剥離、緑内障の治療に使います。 |
9.角膜内皮測定装置
角膜(黒目)の透明性を維持する角膜内皮細胞の形態的な変化を撮影する装置です。 角膜内皮の減っている角膜は将来白く混濁して視力が低下することがあるので角膜内皮細胞障害が起こり易いコンタクトレンズ装用者、白内障の術後管理や緑内障の術後管理などに使います。 角膜内皮細胞の少なくなってしまっている人にはコンタクトレンズの装用は好ましくありません。 |